ふとお尻を触ったら、ぶつぶつがある!なんて事ありませんか?お尻は意外と汗をかいている場所なんです。汗をかいている状態でずっと椅子に座っていたらお尻が蒸れて大変な事になってしまいます。
そしてそれをケアしないでいたらいつのまにかぶつぶつのお尻になってしまいます!実は結構ダメージを受けているお尻!そんなお尻のためにお尻用のクリームでしっかりケアしてあげませんか?
お尻のぶつぶつはなんだろう?
お尻にぶつぶつができてる…。と気づいた時にあなたはそれをなんだと思いますか?
結論からいうとお尻にできてるぶつぶつはだいたいニキビの場合が多いです。お尻にだってニキビができるんですよ。そのため顔にできるニキビと同じく、ひどくなると赤くなって最悪お尻にニキビ跡ができてしまうかもしれません!
ちなみに、お尻のぶつぶつはだいたいニキビの場合が多いといいましたが、それ以外の皮膚疾患という場合もありますので、あまりにもひどい場合は専門医にみてもらう事が大切です。
お尻のぶつぶつは自分で治せる?
そんな気になるお尻のぶつぶつですが、もちろん自分で適切にケアすれば綺麗になります。でも先ほど言ったようにニキビではない別の皮膚疾患の場合はきちんと治療を受けるようにしましょう。
ぶつぶつにおすすめなお尻用クリーム
普段はボディークリームを使っている人が多いと思いますが、お尻にぶつぶつができてしまった時は、お尻用のクリームがあるのでこちらを使ってみるのがオススメです。
Puchinon
Peach Rose
ヒップルンホワイトクリーム
シアクル・スベリージュ
クリームのほかにもお尻用のピーリングもあるので、お尻の皮膚が固くてざらざらしているという人は併せて使ってみるのがオススメです。(顔のピーリングと同じように使用間隔をあけて使うようにしてくださいね)
お尻にできるぶつぶつにはこんなものがあります
お尻にはニキビ以外にもぶつぶつができる原因があるんです。
お尻のぶつぶつ:ニキビ
お尻にも皮脂線があるので、皮脂の過剰分泌が起これば、ニキビはできます。そのため汗をかいたあとなどそのままにしておくとお尻がぶつぶつになってしまうので注意しましょう。
お尻のぶつぶつ:粉瘤(ふんりゅう)
粉瘤(ふんりゅう)という言葉を聞いたことがないという人もいるかもしれませんが、これもお尻のぶつぶつの1つになります。ニキビと見た目は少し似ていますが、簡単に言うと皮膚の下に袋ができ、その袋に垢が溜まってしまいできるものです。
もし触ったときに皮膚の下に塊のような違和感を感じる、ぶつぶつが同じところばかりにできると感じたら、ニキビではないかもと注意が必要です。
お尻のぶつぶつ:毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)とは、簡単に言うと毛穴がつまってぶつぶつができてしまう事で、小さい頃からある人もいるようです。とくにできやすい部分は二の腕のようですが、お尻にできる人もいるようです。
お尻のぶつぶつ:その他皮膚疾患
明らかに上記のものとは違うという場合はその他皮膚疾患の可能性もあります。
夏場によくできるあせもの場合はぶつぶつの箇所を清潔にしていれば落ちつくという事もあるかもしれませんが、それでもむやみに自己判断するのは注意が必要になります。
ちゃんと専門医に診てもらうようにしましょう!
お尻のぶつぶつの治し方
お尻のぶつぶつによって治し方が違ってくるので、自分のお尻のぶつぶつがなんなのかをしっかり確認してみてくださいね。
ニキビの治し方
お尻のぶつぶつがニキビの人は、この2つを意識するようにしてみてください。
- お尻に圧迫をかけすぎない
- お尻が蒸れない下着を着用
この2つをしっかり意識する事と併せてお尻用のクリームでケアしてあげればある程度のぶつぶつは綺麗になるでしょう!
✔ ポイント1:できるだけお尻に圧迫をかけない事
ニキビは毛穴が詰まる事によってできてしまいますが、その毛穴がつまる原因の1つとして古い角質がいつまでも肌に残っているという事があげられます。ではなんで古い角質がいつまでも残ってしまうのでしょうか?それは皮膚のターンオーバーが正常に行われてないからです。
顔などでは、紫外線や過度なスキンケアなどが原因でサイクルが乱れますが、お尻のターンオーバーが乱れる原因としては、血行不良が考えられます。椅子に毎日長時間座っている人はとくに注意が必要です。この場合はできるだけ座っている体制を変えたり、意識して席を立ってみるなど工夫をしてみてください。
そしてお尻のマッサージをしてあげるのもとても大切です。できれば血行がよくなっているお風呂上りに自分で優しくお尻のマッサージをしてみてください。
✔ ポイント2:お尻が蒸れない、刺激をうけない下着の着用
お尻は意外に皮脂分泌が多い場所になります。夏場はムレやすいためよけい皮脂や汗がこもりやすくなってしまうのです。それに加え、お尻は下着などの衣類でこすれる事によって刺激を受けます。
なるべく通気性のよいショーツ(コットンやシルク)を選ぶなど少しでも肌に優しい素材を選ぶようにしましょう。
また、トイレに行ったらムレたお尻をやさしく拭いて清潔にするなど工夫してみましょう!
お尻のぶつぶつがニキビの人は、まずは、2つのポイントをしっかり意識してみてください。なお、ニキビがどんどんひどくなってきているという場合は、専門医に診てもらうようにしてください。潰したり、炎症をそのままにしていると、今度はお尻の黒ずみにつながってしまう事もあります。
粉瘤(ふんりゅう)の治し方
なかなか一般の人が粉瘤と判断するのは難しいですが、粉瘤の場合は自分でなんとかしようとせずに専門医に診てもらいましょう。
稀に自然治癒する事もあるようですが、基本的には自然治癒はしないと考えましょう。また、おできや炎症のひどいニキビを粉瘤と間違える事もありますが、もし粉瘤ではなかったとしもそのまま専門医に診てもらったほうがよいでしょう。
なお、粉瘤の治療方はくり抜き法というものになり、手術になります。手術といわれるとなんだか怖く感じますよね。ですが、リスクの低い方法でトラブルもほとんどない為、粉瘤で悩んでいる人は、専門医に相談してみてください。
粉瘤について、手術について詳しく知りたい場合はこちらも参考にしてみてください。
>>粉瘤ができる原因とは 予防法は存在するのか
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)の治し方
毛孔性苔癬の場合はまず痛みはありません。皮膚疾患の一つではありますが、加齢とともに自然と落ち着きだんだん目立たなくなってくるものです。そして特別な治療が必要というものではないようですが、ぶつぶつは気になるのでなんとかしたいですよね。
✔ 自分でできる対策
ローションやクリームを使って保湿を念入りに行う事が大切です。今もっているボディ用のクリームでももちろん問題ないですが、できればお尻ケアのクリームを使うとより効果が感じられると思います。
✔ 専門医での治療
専門医に相談して外用薬を処方してもらい塗る事も効果的で、また、塗り薬の他には、ケミカルピーリングやレーザー治療などを美容皮膚科で行っています。
✔ やってはいけないケア方法
間違っても自分でゴシゴシピーリングをしたり、角栓を押し出したり剃刀をつかうなど刺激を与える事はやめましょう!
なお、毛孔性苔癬に関しては、特別な治療は必要ないとの事ですが、本当は治療が必要だったのに、毛孔性苔癬と間違えて放置してしまい悪化してしまったという事もあるので、気になった場合は専門医に診てもらうようにしましょう!
毛孔性苔癬について詳しく知りたい場合はこちらも参考にしてみてください。
>>毛孔性苔癬の原因・症状を解説
皮膚疾患の治し方
お尻できる湿疹や皮膚炎はさまざまなものがあります。主な疾患としては「皮脂欠乏性皮膚炎」「接触性皮膚炎」「貨幣状湿疹」などがありかゆみを伴うものもあります。
皮膚が乾燥して角質がはがれてしまう事によってトラブルが起こっている場合や、金属や化粧品、シャンプーなど外部の刺激でトラブルを起こしている場合もあります。
お尻のぶつぶつが痒いからといって、掻きすぎる事で余計炎症が広がってしまう場合もあるので、なるべく掻かないように気を付け、ひどくならないうちに早めに専門医に診てもらいましょう!
お尻に起こる皮膚疾患を詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください
>>お尻の湿疹・皮膚炎の原因と対処法
お尻のぶつぶつをこれ以上作りたくない!やった方がいいケアの方法
今ある人は、これ以上ぶつぶつは作りたくないですし、今はないという人もできればぶつぶつで悩みたくないですよね。
そこで、綺麗なお尻でいる為にも、自分でできるケア方法をご紹介しているので、チェックしてみてください。
お尻を清潔にする
ニキビの治しかたの時もお伝えしましたが、お尻を清潔にする事はすぐできる大切なケアです。
毎回汗をかいたら綺麗にするというのは難しいかもしれませんが、なるべく汗をそのままにしないなど意識してみましょう!
お尻は優しく洗う
ぶつぶつが気になるからといって、ゴシゴシ洗っていませんか?ぶつぶつがない人でも清潔にする為に、皮脂などの汚れをしっかり落としたいから!とゴシゴシ洗う、洗浄力の強い石鹸を使うなどしてしまうと、肌を傷つけたり余計な皮脂を洗い落としてしまったりと良くありません。お尻に刺激を与えるとぶつぶつがひどくなったり、黒ずみの原因にもなるので、優しく顔を洗う時と同じように、お尻も優しく洗ってあげましょう
お風呂の後のお尻ケア
お風呂から出たら、お尻はタオルで拭いて終わりという人が多いと思いますが、お尻のぶつぶつが気になっている人はなんらかの原因でお肌が弱っているはずです。
お尻も顔と同じようにケアしてあげてください!ケアといってもボディークリームなどを塗るだけでもかまいません、時間があればお尻のマッサージもしてみてください!
※お尻のぶつぶつが赤くなっている、痛みがある炎症を起こしている場合はボディークリームが刺激になる場合もあるので注意してください!
身に着ける下着の素材を変えてみる
お尻ニキビの項目でもお伝えしましたが、下着を通気性のいい素材に変えるだけでも変わってきます。Tバックでもいいかもしれませんが、跡がつくほどキツイものを着用しても意味がなくなってしまいますし、お尻が直接スカートやズボンにあたって擦れてしまっては適切なケアとはいえません。
下着は、なるべく通気性のいいコットンやシルクの下着を選ぶようにしてみましょう!
長時間座る時はクッションを使う
椅子に長時間座っていないといけないという人は多くいると思いますが、その時は、姿勢をこまめにかえたり、クッションを使うように意識してみましょう!座っている間お尻はかなりの圧力がかかっており、圧力がかかることによって血行も悪くなり、お尻の皮膚も固くなってしまいます。柔らかすぎず、固すぎないクッションを見つけてお尻の負担を減らせるようにしましょう!
お尻のぶつぶつはどうすればいいんだろうと悩んでいる人は、まずはお尻を清潔にするように意識してみてください。そして自分にあったケアの方法を試してみてくださいね。