大好きだった人との別れはつらいもの。受け入れられない気持ちや悲しい気持ちでいっぱいになり、前向きになれなくなってしまいますよね。でも、いつまでもクヨクヨしていたら新しい出会いも見逃してしまいます。今回は、一日も早く失恋の痛手を癒せる方法を紹介していきます。
つらい失恋を乗り越えるための第一歩は自分と向き合うこと!
突然の失恋は受け入れがたいものなので、考えないようにする人が多いのではないでしょうか。たしかに、思い出すだけでつらいので、考えないほうが気持ちは楽ですよね。
でも、事実や自分の気持ちを認めようとせず、いつまでも避けていると失恋の傷を癒すことができないままです。今の自分と向き合い、受け入れることが次に進むための第一歩になります。失恋した自分や悲しい気持ち、後悔の気持ちなどを一度素直に受け入れてみてください。
ネガティブな部分を認めず無理をしていると、自分でも気が付かないうちにその気持ちがどんどん膨らんでしまうものです。「こんなに好きだったのに」という気持ちがあるのなら、とことん受け入れることで「自分はこんなに人を好きになれる」と前向きに捉えられる瞬間が訪れます。「自分が○○だったからだ」という後悔の気持ちがあるのなら「〇〇な部分を改めよう」と改善したほうが良い部分を見つけることができるのです。
とはいえ、つらいことを考えていると涙があふれてしまいますよね。そんなときは、思いっきり泣きましょう。つらい気持ちで泣いたときの涙にはストレス物質が含まれているので、涙と一緒に体の外へ排出してくれます。抑えていた感情を開放して、自分を少しでも楽にしてあげてください。
つらい気持ちを誰かに聞いてもらうのも有効です!
つらい気持ちを友達などに聞いてもらうことも失恋の痛手を癒す方法のひとつです。人はつらい気持ちを誰かに話し、ありのままの自分を受け入れてもらうことで安心感を得られます。
さらに、自分の気持ちをすべて吐き出すことでスッキリします。友達に迷惑がかかるかもしれない、愚痴みたいで嫌だなと誰にも話さない人もいるでしょう。でも、友達ならそんな自分も受け入れてくれるはずです。
ただし、失恋話をする時に気を付けたいポイントがあります。ひとつは「自分の世界に入り込まない」ことです。せっかく友達が言葉をかけてくれているのに、自分の世界に入り込み話を聞かないでいると呆れられてしまう可能性があります。涙を流すくらいなら問題はないのですが「私はもう立ち直れない」アピールは避けましょう。つらい気持ちを吐き出しながら笑いに変えると友達も安心して話を聞くことができます。
もうひとつは「最後は前向きな話をする」ことです。つらい気持ちや恨み節ばかり話していると、聞いている側の気持ちまで暗くなり苦痛になってしまいます。はじめはネガティブな発言をしていても、最後は「次の恋はがんばる!」「新しい出会いに期待する」など前向きに考えていることを伝えましょう。
好きなことに時間を費やす!
失恋の痛みを和らげるためには、傷ついた自分を甘やかしてあげることも必要です。今まで出来なかったことや我慢してきたことに時間を費やしてみてください。
たとえば、行ってみたい旅行先があるなら、ちょっと贅沢な旅をしてみるのも良いでしょう。彼との時間を優先してしばらく実家に帰っていなかった人は、実家に帰ってのんびり過ごして癒されるのもおすすめです。
ダイエットや節約で食べたいものを我慢してきたなら、美味しいスイーツを好きなだけ食べたり高級レストランで贅沢な食事をしたりします。好きなものや美味しいものを食べると幸せな気持ちになりませんか?人は美味しいものを食べると、脳内では気持ちを幸せにしてくれる「エンドルフィン」という物質が分泌されます。エンドルフィンには心を穏やかにしてくれる作用があるので、美味しいものを食べてつらい気持ちを忘れるのは科学的にも有効なのです。
何か趣味がある人なら趣味に没頭すれば、つらい気持ちを忘れられます。同じ趣味の人が集まる講座やサークルに参加してみれば、新しい環境で気分をリフレッシュさせることもできるでしょう。好きなことをすることで、心が満足感を得て少しずつ傷を癒すことができるはずです。
失恋の傷を癒す名言も参考にしてみよう!
世の中にはたくさんの名言がありますが、失恋に関する名言を知れば心が前向きになれることがあります。そこで、前向きになれる名言をいくつか紹介します。
「失望に終わった恋は、次の恋に対するちょっとした免疫になる」
‐ウルスラ・アンドロス‐
今はつらい気持ちでも、それが次の恋の免疫になると考えれば、失恋も大切な経験だったと思えるのではないでしょうか。
「失恋をすると、5年後に素晴らしい事が起こります。エレベーターに乗ったら、ハゲて太ったあの人がいて、葉巻をくゆらせながら『ずいぶん長いこと会わなかったね』なんて言ったりするの」 ‐フィリス・バテレ‐
想像するとクスっと笑ってしまいますが、数年後、彼と偶然会った時には今よりいい女になっていようと前向きになれる名言ですよね。
「いつ前に進むべきかは、自分の魂がおしえてくれるわ」
‐オプラ・ウィンフリー‐
無理をして進む必要はないと教えてくれる優しい名言です。早く忘れなければ、なんて焦らず今の気持ちを受け入れてゆっくり進みましょう。
ゆっくり前に進もう!
失恋はつらいものですが、傷を癒すためにも自分と向き合い現状を受け入れることから始めましょう。誰かにつらい気持ちを聞いてもらったり、好きなことをしたりしていれば、いつの間にか傷も癒えてきます。今はつらくても、時間が経てばきっといい思い出になるはずです。焦らずゆっくり前に進みましょう!