化粧水、どのように保存、保管していますか?
またどのくらいの期間で使い切っているでしょうか?
「化粧水に使用期限ってあるの?」の項目でもお話しましたが、パッケージには記載されていませんが化粧水には使用期限があります。
また適切な環境できちんと保管して早めに使い切るという事も大切です。
そこで今回は、正しい化粧水の保存方法についてお話してみたいと思います。
化粧水使い切りの期間
化粧水のボトルサイズや一回の使用量にもよりますが、大体1本の化粧水を使用するのにかかる期間としては半年程度とも言われています。これは逆に考えれば化粧水はできるだけ半年以内で使い切るのが理想と考えられます。化粧水には防腐剤や保存料などが含まれていますが、一度開封すると保管の仕方によっては品質が変化してしまう可能性が高いです。
また、毎日使用するので開封の際によごれやホコリ、雑菌などが入ってしまう可能性も高いですね。
こうなると化粧水の成分が変化したりしてしまう可能性が高くなります。
化粧水の保管方法
化粧水を高温な場所で保管していませんか?
高温多湿な環境下であったり、直射日光が当たる場所で保管するのは化粧水にとってよくありません。温度や湿度によっても化粧水に配合されている成分が変質してしまう可能性があります。化粧水は、できるだけ冷暗所または常温の冷暗所で保存するようにしましょう。さらに雑菌や汚れが混入しないように、容器の口元などをティッシュなどでキレイに拭き取るのも良いでしょう。ただし、この際にコットンを使用するとコットンの線維が化粧水に入り込んでしまう可能性がありますのでコットンの使用は避けましょう。
冷暗所とは?
見た目には何も変わっていないように見えるかもしれませんが、変質した化粧水を使用すると肌にトラブルが起こる可能性もありますので、化粧水の保管は丁寧に行いましょう。先ほど冷暗所と説明しましたので、冷蔵庫に化粧水を入れるという人もいるかもしれませんね。ただ、冷蔵庫で化粧水を保管するのはあまりよくありません。
夏場などは化粧水が冷たくなるので毛穴が引き締まるような感触がするので良いと感じるかもしれませんが、使用する時に冷蔵庫から出して常温に戻し、また冷蔵庫に入れると急激な温度差が生じますね。これが化粧水にとっては成分劣化の原因になってしまうのです。冷暗所といっても、冷蔵庫のように極端に温度差のある場所ではなく風通しのよい湿度の高くない涼しい場所に保管するのが化粧水にとっては一番理想的な保管場所となります。